ウィニペグ 教育

ウィニペグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 19:46 UTC 版)

教育

マニトバ大学
サンボニファス大学

ウィニペグの公立学校教育委員会は7つの組織によって運営されている。

大学

  • マニトバ大学(University of Manitoba)- 学生数2万人を超し、マニトバ州内で最大の大学。國學院大學相模女子大学などが提携を結んでおり、毎年多くの日本人学生が訪れている。毎年低評価を下されるため、2007年度より後述のマクレーン誌の大学満足度調査を断っている。
    • サンボニファス大学(Université de Saint-Boniface)- 学生数4千人の仏語で行うマニトバ大学傘下の公立大学。カナダ西部最大の仏語大学である。
  • ウィニペグ大学(University of Winnipeg) - マニトバ大学と比較すると小規模な大学であるが、マクレーン誌の発表する CUSC(カナダ人学生の大学満足度調査)[3]では毎年上位にランクされており、2006年度の調査ではオンタリオ州のNipissing大学に続いて2位であった。

カレッジ

ESL

  • ウィニペグ大学、マニトバ大学共に大学付属のESL(語学学校)があり、それぞれの大学進学を目的とした海外留学生や各国大学の海外留学プログラムによって派遣された若い留学生たちがいる。また、レッドリバー・カレッジ(EAL)やその他民間の経営するESLも市内にはいくつか存在する。
  • 移民者にはウィニペグ市が無料で英語教育プログラムを開講している。

スポーツ

NHLマニトバジェッツの本拠地のベル・MTSプレイス(カナダライフ・センター)

市民が最も好んで参加するスポーツといえばホッケーであり、老若男女問わずに幅広い人々たちに愛されている。また「ホッケーの出来ない子供は学校で友達ができない」と言われるほどの熱狂ぶりである。インラインスケートを履いて行うスポンジホッケーというスポーツも行われている。

アイスホッケーはかつてNHLのチームでもあったウィニペグ・ジェッツが1996年にアリゾナ州フェニックスに移転、フェニックス・コヨーテズとなりチームを失った。その後マイナーリーグのマニトバ・ムースのみになったが多くの地元ファンが存在した。2011年にアトランタ・スラッシャーズがウィニペグに移転することとなり、新生ウィニペグ・ジェッツが誕生した。ウィニペグ・ジェッツはカナダライフ・センターを本拠地としている。街中の至る所でホッケーチームジャケットを着ている人たちを見かけることができる。カナディアンフットボールCFLに所属するウィニペグ・ブルーボマーズという地元チームがある。野球は独立リーグだがウィニペグ・ゴールドアイズという地元チームがある。

芸術

  • ロイヤル・ウィニペグ・バレエ団:1939年に前身となるウィニペグ・バレエ・クラブが設立され、1941年にウィニペグ・バレエ団に改称。1953年にエリザベス女王によりロイヤルの称号が与えられた。歴代の芸術監督はアーノルド・スポール、アンドレ・ルイスなど。

注釈

  1. ^ 参考までに、2022年5月23日現在の日本において、同一都市で記録された観測史上最低気温と最高気温の差が最も大きいのは北海道旭川市であり、それぞれ-41.0℃と37.9℃でその差78.9℃になる[8][9][10]

出典

  1. ^ Winnipeg, City [Census subdivision, Manitoba and Division No. 11, Census division [Census division], Manitoba]”. 2020年4月28日閲覧。
  2. ^ Winnipeg [Census metropolitan area, Manitoba and Canada [Country]]”. Statistics Canada. 2020年4月28日閲覧。
  3. ^ かつては日本の公文書においてウィニペッグとカナ表記されていた。例えば、法律第三十二号(昭四二・六・五) ◎在外公館の名称及び位置を定める法律及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律を参照。
  4. ^ Winnipeg, City of. “Economic and Demographic Information - City of Winnipeg” (English). winnipeg.ca. 2021年4月27日閲覧。
  5. ^ Economic Research City of Winnipeg Population: January 2021 Update. winnipeg Economic Research. (2021年1月) 
  6. ^ Population by Mother Tongue - Manitoba Immigration マニトバ州移民局”. 2020年5月9日閲覧。
  7. ^ a b “ウィニペグの夏や冬の気温は?生活の様子を在日28年カナダ人男性インタビュー①”. https://fron.tokyo/24935 2022年5月3日閲覧。 
  8. ^ 歴代全国ランキング”. 国土交通省 気象庁. 2022年5月23日閲覧。
  9. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値) 旭川(上川地方)”. 国土交通省 気象庁. 2022年5月23日閲覧。
  10. ^ データの更新時刻”. 国土交通省 気象庁. 2022年5月23日閲覧。
  11. ^ “プーさん、実在した!? 100年前の誕生秘話が海外で話題 故郷カナダではイベントも”. https://newsphere.jp/ippin/20140918-3/ 2022年5月3日閲覧。 






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