くまのプーさん 完全保存版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 03:49 UTC 版)
概要
「くまのプーさん」中編映画
3作品に加え、繋ぎのシーンとエンディングを新たに追加した作品である。
物語開始時に作品のタイトルが書かれた分厚い本が開き、物語終了時に分厚い本が閉じるという演出を用いられた最後の作品である(童話を原作とした作品は、1989年公開の『リトル・マーメイド』まで途絶えるが、同作以降からこの演出が撤廃されるようになる)。
キャラクター
- プー
- クリストファー・ロビン
- 種類:6歳の男の子
- 性格:優しい
- 特徴:プー達と仲良しの少年。
- ピグレット
- 種類:コブタのぬいぐるみ
- 性格:怖がりやだがとても親切
- 特徴:主に、どんぐりを食べる。「プーさんとはちみつ」では未登場。
- ティガー
- イーヨー
- 種類:ロバのぬいぐるみ
- 性格:陰気
- 特徴:木で作った、作りやすく壊れやすい家に住む。
- ラビット(ウサギ)
- 種類:ウサギ
- 性格:少々頑固だが、世話好き
- 特徴:野菜作りが日課で畑を荒らすティガーが苦手。
- オウル(フクロウ)
- 種類:フクロウ
- 性格:おしゃべり
- 特徴:物知りで、話し出すと止まらない。「プーさんとティガー」では未登場。
- カンガ
- ルー
- 種類:カンガルーのぬいぐるみ
- 性格:やんちゃ
- 特徴:カンガの子供。ティガーのことが大好き。
- ゴーファー
- 種類:アメリカン・ジリス
- 性格:せっかち
- 特徴:穴掘りのスペシャリスト。原作、「プーさんとティガー」では未登場。
収録作品
プーさんとはちみつ
プーさんとはちみつ | |
---|---|
出演者 | スターリング・ホロウェイ |
配給 | ディズニー |
公開 |
1966年2月4日 1967年7月15日 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | ポピュラーソング・シンポジウム |
次作 | スクルージ・マクダックとマネー |
元々、スペシャル・シリーズ第28作として公開。
あらすじ
ある日、プーは朝食としてはちみつを食べようとするが、壺はどれも空っぽ。プーは木に登って蜂の巣に向かおうとするが失敗。クリストファー・ロビンに風船を借りるがまた失敗。困ったプーはラビットの家ではちみつを沢山ご馳走してもらう。しかし、食べ過ぎて太ったプーはラビットの家の玄関につっかえてしまい、断食することになってしまう。その結果、プーはやっと玄関から抜け出せたのだが、こんどはハチの巣に引っ掛かってしまった。それでもプーは満足そうに蜂蜜を食べるのだった。
挿入歌
- くまのプーさん (Winnie the Pooh)
- おいっちに、おいっちに (Up, Down, Touch the Ground)
- おなかグーグー (Rumbly in My Tumbly)
- 小さな雨雲 (Little Black Rain Cloud)
- マインド・オーバー・マター (Mind Over Matter)
プーさんと大あらし
プーさんと大あらし | |
---|---|
出演者 | スターリング・ホロウェイ |
配給 | ディズニー |
公開 |
1968年12月20日 1970年3月7日 |
製作国 | アメリカ |
言語 | 英語 |
前作 | スクルージ・マクダックとマネー |
次作 | トリはタフなり |
元々、スペシャル・シリーズ第30作として公開。
あらすじ(大あらし)
風の強い日に、プーはゴーファーの提案で「風の強い日おめでとう」を言いに行くことにする。しかし、その風はやがて大あらしへと化し、雨が降ってきて森は大洪水になってしまう。洪水が収まるとプーはピグレットを助けた英雄だと言われ、「英雄をたたえるパーティ」を開く。パーティー後にピグレットは自分の家をオウルに譲り、プーと暮らすようになる。
挿入歌(大あらし)
- 大嵐 (A Rather Blustery Day)
- ワンダフル・シング・アバウト・ティガー (The Wonderful Things About Tiggers)
- ズオウとヒイタチ (Heffalumps and Woozles)
- ヒップ・ヒップ・プーレイ (Hip-Hip-Poohray)
プーさんとティガー
プーさんとティガー | |
---|---|
出演者 | スターリング・ホロウェイ |
配給 | ディズニー |
公開 |
1974年12月20日 1975年7月19日 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | 父さんの車 |
次作 | ロバと少年 |
元々、スペシャル・シリーズ第33作として公開。公開時のタイトルは「プーさんと虎」。
あらすじ(ティガー)
新しい仲間のティガーは持ち前の元気で森を明るくしているが、ラビットは畑を荒らされて大迷惑。ティガーを大人しくさせるためにプーとピグレットを誘い、ある作戦を立てる。ところがその作戦は失敗に終わった。ある雪の日、ティガーとルーは木登りをしていたが、高所恐怖症のティガーは降りられなくなってしまった。そこでプーたちはなんとか二人を助け、ティガーはもう飛び跳ねてはダメだと宣言され、トボトボ歩いて帰っていく。その様子を見た、プーたちはかわいそうに思い、ラビットも飛び跳ねることを許し、最後はみんなで飛び跳ねた。
- ^ 『くまのプーさん 完全保存版』、『プーさんとイーヨーのいち日』、『ティガー・ムービー プーさんの贈りもの』の3作をシーン別に分け、新たなナレーションを付けて独立した1つの短いストーリーとして再編集した作品。『くまのプーさん 完全保存版』の吹き替えは原則BVHE版2代目の音声を使用しているが部分的に新録されている。
固有名詞の分類
アニメ作品 く |
クワック・パック CLAMP学園探偵団 くまのプーさん 完全保存版 黒ニャゴ クマのプー太郎 |
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カントリーベアーズ ジャングル・ブック2 くまのプーさん 完全保存版 プリティ・プリンセス ラテン・アメリカの旅 |
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