凸関数とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 人文 > 関数 > 凸関数 > 凸関数の意味・解説 

凸関数

読み方:とつかんすう
【英】:convex function

空間 {\mathbf R}^n\, 上で定義された拡張実数値関数 f : {\mathbf R}^n \to [-\infty,+\infty]\, で, そのエピグラフ\mbox{epi}\, f := \{ (x,\mu) \in {\mathbf R}^{n+1} \, | \,f(x) \le \mu \}\, が凸集合であるようなもの. 特に, f(x) = -\infty\, となる点 x\, が存在せず, さらに恒等的に f(x) \equiv +\infty\, ではないようなものを真凸関数という. 真凸関数は様々の好ましい性質をもち, 最適化問題に現れる最も基本的な関数のクラスを構成する. 凸関数に関しては, 凸解析と呼ばれる美しい理論体系が整備されている.

「OR事典」の他の用語
非線形計画:  凸解析  凸計画問題  凸錐  凸関数  凸集合  分数計画問題  分枝限定法

凸関数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/19 03:32 UTC 版)

凸関数の例。定義を満たしていることが図から確認できる。
凸関数とはエピグラフが凸集合である関数である。

(とつかんすう、英: convex function)は、ある区間で定義された実数値関数 f で、区間内の任意の 2 点 x , y と開区間 (0, 1) 内の任意の t に対して

凸関数とイェンゼンの不等式の可視化

X をある実ベクトル空間内の凸集合として、f を f: X → R となる関数とする。

このとき、f が凸であるとは、以下の等価な条件のいずれかを満たすことをいう。

  1. 任意の 0 ≤ t ≤ 1 および任意の x1, x2 ∈ X に対して:
    [icon]
    この節の加筆が望まれています。 (2013年7月)

    経済学においては、曲線が原点に向かって弓なりに突き出した形になっていることを原点に対して凸[17]、または原点に向かって凸[18]と呼ぶことがある。

脚注

  1. ↑ 英: downward-convex function
  2. ↑ Rockafellar & Wets 1998, Proposition 2.4 (convexity of epigraph).
  3. ↑ Rockafellar & Wets 1998, Definition 2.1 (convex sets and convex functions).
  4. ↑ 英: concave function
  5. ↑ Rockafellar 1977, Theorem 25.3.
  6. ↑ アルティン 2002, p. 9.
  7. ↑ Rockafellar & Wets 1998, Theorem 2.6.
  8. ↑ “Strong convexity · Xingyu Zhou's blog”. xingyuzhou.org. 2023年9月27日閲覧。
  9. ↑ Dimitri Bertsekas (2003). Convex Analysis and Optimization. Contributors: Angelia Nedic and Asuman E. Ozdaglar. Athena Scientific. p. 72. ISBN 9781886529458
  10. ↑ Philippe G. Ciarlet (1989). Introduction to numerical linear algebra and optimisation. Cambridge University Press. ISBN 9780521339841
  11. 1 2 Yurii Nesterov (2004). Introductory Lectures on Convex Optimization: A Basic Course. Kluwer Academic Publishers. pp. 63–64. ISBN 9781402075537
  12. 1 2 C. Zalinescu (2002). Convex Analysis in General Vector Spaces. World Scientific. ISBN 9812380671
  13. 1 2 H. Bauschke and P. L. Combettes (2011). Convex Analysis and Monotone Operator Theory in Hilbert Spaces. Springer. p. 144. ISBN 978-1-4419-9467-7
  14. ↑ アルティン 2002, p. 12.
  15. ↑ Hörmander 2007, p. 2.
  16. ↑ Cohen, J.E., 1981. Convexity of the dominant eigenvalue of an essentially nonnegative matrix. Proceedings of the American Mathematical Society, 81(4), pp.657-658.
  17. ↑ 芦谷 (2009)、p. 51。
  18. ↑ 神部、寶多、濱田 (2006)、p. 99。

参考文献

関連項目




凸関数と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「凸関数」の関連用語

凸関数のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



凸関数のページの著作権

   
日本オペレーションズ・リサーチ学会日本オペレーションズ・リサーチ学会
Copyright (C) 2026 (社)日本オペレーションズ・リサーチ学会 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの凸関数 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS