グラス･ボート

デジタル大辞泉

グラス‐ボート

《(和)glass＋boat》⇒グラスボトムボート

沖縄大百科

グラスボート

読み方：ぐらすぼーと

船底にガラスなどがはられたボート。サンゴ礁やカラフルな熱帯魚などがたわむれる様子など、手軽に海中風景が楽しめる。ガラスボートともいうが、なぜか英語風にグラスと発音する。

ウィキペディア

グラスボート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/01/24 05:02 UTC 版)

沖縄県石垣島川平湾のグラスボート

グラスボートは、船底がガラスになっている、水中及び海底観察用のボートである。日本では他に、ガラス底ボート、グラス底ボート、ガラスボート、グラスボトムボートなどの数々の名称が使用される。

特徴

ダイビングやシュノーケリングなどと異なり、機器や技量が不要で、水に濡れずに水中を観察することができる。このため、子供や高齢者でも手軽に楽しむことができる。

このような利点を活かして、観光客による珊瑚や魚の鑑賞のために、ビーチリゾートで多く運航されている。日本国内では、石垣島をはじめとする沖縄県や、西日本の太平洋岸などでよく見られる。

床ではなく壁がガラスパネルになっているタイプのものもあり、このようなものは半潜水艦と呼ばれる。