sensuを用いた一般的な修飾語句
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/23 07:53 UTC 版)
「sensu」の記事における「sensuを用いた一般的な修飾語句」の解説
Sensuはラテン語の名詞 sensus(意味)の奪格である。しばしば、形容詞を伴って様々な分野で使用されている。例えば広義の」を「sensu lato (s.l.と略される)」あるいは「''sensu amplo」、「狭義の」を「sensu stricto(s.s.と略される)」と表す。 また、「より」あるいは「最も」という意味を伝えるために比較級や最上級形容詞も使用される。この場合、sensu strictoはsensu strictiore(より厳密に言えば)やsensu strictissimo(最も厳密にいえば)となる。 元の語句比較級最上級意味sensu stricto sensu strictiore sensu strictissimo 厳密な意味では sensu lato sensu latiore sensu latissimo 広い意味では sensu amplo sensu ampliore sensu amplissimo 緩い意味では 植物界 (Plantae) の現在の定義はこのよい例である。植物界の一つの定義では、植物界は全ての緑色植物、全ての紅藻、全ての灰色藻から構成されている。より厳密な定義では紅藻と灰色藻は排除される。この方法で定義された分類群はPlantae sensu strictoと呼ぶことができる。緑藻を除き陸生植物のみとするさらに厳密な定義によって分類された群は、Plantae sensu strictissimoと呼ぶことができる。逆に、「sensu non strictissimo」という表現が使われる例もある。 また、sensuの後に人名を置く用法も一般的である。この場合「sensu Smith」は「Smithによって意図あるいは使用される意味での〜」を意味する。
※この「sensuを用いた一般的な修飾語句」の解説は、「sensu」の解説の一部です。
「sensuを用いた一般的な修飾語句」を含む「sensu」の記事については、「sensu」の概要を参照ください。
- sensuを用いた一般的な修飾語句のページへのリンク