炎症性サイトカイン
【概要】 サイトカインは細胞どうしが連絡をとりあう信号。炎症を「体の中の火事」と考えると、火の手を強めるものが炎症性サイトカイン。炎症を強め機能障害や細胞・組織の崩壊をもたらす。
【詳しく】 炎症性サイトカインの仲間にあげられるものとしては、IL-1、IL-6、IL-8、IL-12、IL-18、腫瘍壊死因子(TNF)などがある。
【作用】 ウイルスなど病原体にやられた細胞は体から取り除かなければならない。このようなときに炎症の局所に集まった細胞がお互いに連絡するときにサイトカインが出る。一方、慢性関節リウマチなどでは炎症性サイトカインが病気を悪化させているとも考えられている。
《参照》 炎症、 サイトカイン、 インターロイキン、 抗炎症性サイトカイン

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