pcursesとPDcurses
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 14:56 UTC 版)
「curses」の記事における「pcursesとPDcurses」の解説
ncursesはcursesの代替としてLinux、OpenBSD、FreeBSD、NetBSD向けにGNUプロジェクトで作られたライブラリであり、その後、POSIX準拠のUNIXに移植されていった。PDCurses (Public Domain Curses) はUNIX以外の DOS、Windows、OS/2など向けに作られたcursesとほぼ同じ機能を提供するライブラリである。クロスプラットフォームのゲームなどで、Linuxではncurses、WindowsではPDCursesを使っているものがある。 1990年代には、4.4BSDでBSD版cursesにハイライト表示方法を複数サポートするなどの改良を施した。しかしこちらはあまり普及しなかった。それとは別に、AT&T版を真似た別のバージョンの開発が始まっていた。これには少なくとも2つの実装がある。pcurses(1982年開始)とPDCurses(Public Domain curses、1987年開始)である。
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