オン・オフ制御バルブ
電子制御ATで、変速をさせるシフトソレノイドバルブに使用されているような、通電と非通電の2値で制御されるバルブをいう。シフトソレノイドバルブは、通電時(オン時)に絞り(オリフィス)を通したあとのライン圧を、ドレーンするのが一般的である。その回路の油圧をシフトバルブの片方の端面に作用させると、反対側にあるスプリングに押され、シフトバルブは低速段側に移動する。これはアイドリングでクルマが停止している状態である。走行を開始し変速車速に達すると、非通電(オフ)の指令が出てシフトソレノイドバルブは閉じ、ライン圧が入りシフトバルブは高速段に移動する。逆にオフ→オンにすると、ダウンシフトする。
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