ICEスプリンター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:58 UTC 版)
ICEスプリンターは、ドイツの大都市間を移動するビジネス客向けに、停車駅を最小限に絞り、通常のICEよりも所要時間を短縮した列車である。 ビジネス客がターゲットであるため、当初は平日の朝と夕方に設定され、土曜・休日は運休であった。また、一般のICEと異なり、乗車には予約が必須であったほか、運賃・料金のほかに追加料金(1等16ユーロ・2等11ユーロ)が必要で、1等旅客には無料の食事サービスが提供された。しかし、2015年12月13日のダイヤ改正から運行区間を大幅に拡大し、土曜・休日も運行、予約不要・追加料金不要と、停車駅以外は一般のICEと同じになっている。 1992年5月に「イーザル・スプリンター」 (Isar Sprinter) の名称で、フランクフルト・アム・マインとミュンヘンの間を、途中マンハイムのみの停車で運転を開始した。 2008年12月時点では、ケルン - ハンブルク間に1往復、ベルリン - フランクフルト・アム・マイン間に2往復が設定されていた。 2015年12月現在、次の10区間に設定されている。 フランクフルト - ベルリン フランクフルト - ハノーファー フランクフルト - ハンブルク フランクフルト - ケルン フランクフルト - デュッセルドルフ フランクフルト - シュトゥットガルト ケルン - ハンブルク デュッセルドルフ - ハンブルク デュースブルク - ハンブルク エッセン - ハンブルク
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