FRTP
ガラス繊維強化熱可塑性樹脂。ポリカーボネートやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂に、ガラス繊維を入れて強化改良した成形材料または成形品のこと。強度、弾性率、寸法安定性などがよくなる。耐熱性に難があったが改良され、成形性のよさを生かして利用が大いに期待されている。別名GFRTPともいう。
参照 PC、PPガラス繊維強化熱可塑性樹脂
ガラス繊維を補強材とした繊維強化樹脂(プラスチック複合材料)のうちの、熱可塑性樹脂の成形材料、またはその成形品。FRTPとも呼ばれる。母体となる樹脂には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ABS樹脂、ナイロン、ポリカーボネートなどがある。補強材のガラス繊維は、通常繊維長0.1~0.5mmの短繊維が重量比で10~40%含まれている。強化していないものに比べ、熱変形温度が高くなり、機械的強度、す法安定性が向上するなどの特徴を有している。自動車用としてはテールゲートなどに採用されている。
参照 ガラス繊維強化樹脂、FRTP- fiberglass reinforced thermoplasticsのページへのリンク