例外処理
別名:エラーハンドリング
【英】exception handling
例外処理とは、プログラムの処理中に想定外のエラーが発生した際に実行される、そのエラーへの対処となる処理のことである。
例外処理は、多くの場合、プログラムのデータの損失や、想定されていない処理が入力されたことなどを原因として発生する。例えば、数字が入力されることを想定して作成されたプログラムに、ひらがなが入力されると、プログラムはそれ以上処理を続行できず、エラーとなる。そのようなときに例外処理が実行される。
例外処理の処理内容は、プログラム内にあらかじめ用意しておく必要がある。例外処理が準備されていない場合、エラーが発生した際にどういった反応が起こるか予測できない。無限に入出力を繰り返したり、入力不可能になったりする場合もある。
C++やJavaといったプログラミング言語は、プログラミング言語そのものが例外処理を想定して作られており、例外処理の作成が比較的容易であるとされる。
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