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オリンパス ペン E-P1

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 08:43 UTC 版)

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PEN E-P1

ペン E-P1PEN E-P1)は、オリンパスのミラーレス式一眼デジタルカメラである。オリンパスで初めてマイクロフォーサーズシステムを採用した機種[1]であり、同社のペンシリーズのデジタルカメラ版の第一号機となる。2009年7月3日発売。

概要

2009年6月16日に製品発表が行われ、7月3日発売予定と発表された。なお、2009年5月の決算説明会において6月15日に製品発表を行うと説明されていたことが音声ファイルの公開によって明らかになっていたが[2]、15日には翌日に発表を行う旨の広報のみがなされた[3]

オリンパス初のマイクロフォーサーズ機であり、ボディー内手ぶれ補正及びダストリダクションシステムを採用しながら、レンズ交換式デジタルカメラとしては世界最小・最軽量を誇る(2009年6月16日現在)。ただし、ファインダー及びフラッシュは内蔵せず、外付けの専用品が用意されている。また、マイクロフォーサーズシステムにはレフミラーが存在しないので、この機種は厳密な意味では一眼レフカメラではない。このため、オリンパスでは「マイクロ一眼カメラ」と称している。この設計思想が高く評価され、カメラグランプリ2010「大賞」および「あなたが選ぶベストカメラ大賞」を受賞した[4]

名称の「ペン」は、2009年で発売50周年を迎えたペンシリーズに因むもので、コンパクトな規格を採用した小型カメラという共通性を有することから名付けられた。デザイン的にも、ボディ上部などにペンFとの共通性が見られる。

ハイビジョン720pの動画モード[5]を搭載し(HDモードでの最長録画時間は7分)、デジタル水準器も備えている。画像処理には、新開発の画像処理エンジンTruePic Vを採用し、アートフィルター機能も備えている。また、記録媒体としては、オリンパスが長年採用してきたxDピクチャーカードに代えて、SD/SDHCメモリーカードを採用している。

ボディカラーは、シルバーとホワイトの2色が用意されており、グリップ部はシルバーモデルがブラック、ホワイトモデルがベージュとされている。

オリンパスからはマイクロフォーサーズシステムのレンズとして、標準ズームレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6、パンケーキレンズのM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8が同時発表されている。標準ズームレンズはシルバーとブラックの2色がラインナップされる。すでに発売されているパナソニック製のマイクロフォーサーズ規格の交換レンズも当然、使用可能である。さらに、オリンパスからフォーサーズ及びOMシステムのレンズを利用可能とするアダプタが発売され、特にフォーサーズについてはすべてのレンズでAFが使用可能である。また、フランジバックが短いというマイクロフォーサーズシステムの利点を活かして、他社からも多様なマウントアダプタが発売されている。

なお、E-P1という型番は、発売前のオリンパス E-3に与えられていたコードネームでもある。

仕様

オリンパス・ペン E-P1 仕様
撮像素子 ハイスピード4/3型LiveMosセンサー 17.3mm×13.0mm
有効画素数 1230万画素
レンズマウント マイクロフォーサーズシステム・マウント
AF方式 ハイスピードイメージャAF
測距点 11点
測光方式 TTL撮像センサー測光(324分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光 ハイライト / シャドーコントロール
連続撮影 約3コマ/秒
ISO感度 ISO100 〜 ISO6400
ホワイトバランス オート / プリセット 3000-7500k / CWB / ワンタッチ
シャッター速度 60秒 〜 1/4000秒
手ブレ補正 ボディ内手ブレ補正、シャッタースピードで最大約4段分
ファインダー なし(外付け品が別売予定)
液晶モニタ 3型ハイパークリスタル液晶・23万画素
記録媒体 SD/SDHCメモリーカード
電源 専用リチウムイオン充電池 BLS-1
本体サイズ(W×H×D) 120.5(W)×70(H)×35(D)mm
質量(本体のみ) 335g

利用可能な交換レンズ

その他のマイクロフォーサーズシステム採用カメラ

脚注

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関連項目

外部リンク


EP-1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:21 UTC 版)

コルグ・KRONOS」の記事における「EP-1」の解説

エレクトリックピアノ音源Rhodes、ウーリッツァーの他、改造RhodesのDyno-Myピアノ収録アンプシミュレーターエフェクトトレモロ搭載リアルなエレピ音を出せる。

※この「EP-1」の解説は、「コルグ・KRONOS」の解説の一部です。
「EP-1」を含む「コルグ・KRONOS」の記事については、「コルグ・KRONOS」の概要を参照ください。

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