有効ストローク
ディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプにおいて、プランジャーが加圧吐出する有効ストロークのこと。燃料の増減はコントロールスリーブを左右に回転させ、カットオフポートがコントロールスリーブの中から外に出るまでの有効ストロークを変えて行う。例えば、左へコントロールスリーブを移動すると、有効ストロークが短くなって噴射量は減る。右に移動すると有効ストロークが長くなり噴射量は増大する。コントロールスリーブはガバナーと連結しており、その位置を制御される。一方、コモンレール式は噴射弁の作動時間を制御することにより供給燃料の増減を行う。
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