ダッシュパネル
語源は、馬車における御者の足下に置かれた泥よけ板のこと。自動車ではエンジンルームと乗員室を隔てる隔壁板を指し、前席のトーボードを兼ねる。ダッシュ上部には計器盤が取り付けられる。運転者が操作する機器のケーブルやロッド類、エアコンの配管、電装品のハーネスなど、多数の部品がダッシュボードを貫通しているが、エンジンルームからの振動を絶縁し、サスペンションからの振動騒音を低減するほか、高熱、騒音、臭いを遮断するために、貫通部の周囲は完全にシールされる。またメルシートを鋼板ではさんだサンドイッチ構造や、制振鋼ではさんだサンドイッチ構造を採用したり、インシュレーター、マットなどを工夫して室内の快適性を保っている。
参照 バルクヘッド、ダッシュボード
ダッシュボード
アメリカではインスツルメントパネルの別称として通じる。本来は馬車などの泥よけ。船では波よけ。自動車ではこの部分が発達し、計器盤になった。インスツルメントパネルの前身。自動車設計者によっては、この部分を隔壁(ファイヤーウォール、あるいはバルクヘッド)として、インスツルメントパネルと区別する場合もある。ダッシュボードコンパートメントはグローブボックス(グラブコンパートメント)ともいう。
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