クラッチピストンとは? わかりやすく解説

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クラッチピストン

英語 clutch piston

湿式多板クラッチ内蔵したドラムのなかにあってピストン室の油圧受けてクラッチ締結解放を行う。クラッチピストンには、外周近くにドリフトオンボール(約5mm)がある。これはピストン室にたまったオイルによる遠心力油圧を抜くためにあり、ピストン油圧解放されるとテーパーコーンの中心にあるボール斜面を転がるので、中心部の穴からピストン室にたまったオイル抜ける。しかしテーパーコーン角度精度が必要とされ、残留オイル遠心力油圧影響は残るため、最近はその遠心力油圧相殺するタイプ採用されている。ボール廃止し締結解放に働く2つピストン室を設けて相殺している。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。



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