クラッチプレッシャープレート

大車林

クラッチプレッシャープレート

英語 clutch pressure plate

クラッチディスク、またはクラッチドリブンプレートのクラッチフェーシング部分を、フライホイールとの間にはさんで押し付ける鋳鉄製リング。クラッチプレッシャープレートは高温状態で高速回転するため、耐バースト性能を確保することが重要である。高張力の高級鋳鉄を用い、熱容量、放熱性、熱ひずみの防止を考慮し、かつ回転アンバランスの小さい形状を定めることが必要となる。クラッチプレッシャープレートは、クラッチカバーを介してフライホイールに固定されており、回転数はエンジン回転数と等しく、フライホイールに比べ熱容量が非常に小さいため、耐バースト性は不利となる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。