amlデータの生命表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 21:05 UTC 版)
生命表(life table)は、生存データを、事象の数と各事象の時点で生存している割合の観点から要約したものである。R言語を使用して作成されたamlデータの生命表を次に示す。 生命表は、イベントと各イベントの時点で生存している割合をまとめたものである。生命表の列は、次のように解釈する。 時間(time)は、事象が発生した時点を示す。 危険数(n.risk)は、時点 t の直前に危険にさらされている被験者の数である。「危険にさらされている」とは、被験者が時点 t 以前に事象を起こしておらず、かつ時点 t 以前または時点 t で打ち切られていないことを意味する。 事象数(n.event)は、時点 t で事象が発生した被験者の数である。 生存率(survival)は、カプラン=マイヤー積極限推定法(Kaplan–Meier product-limit estimate)を用いて決定された生存率である。 標準誤差(std.err)は、推定生存率の標準誤差である。カプラン=マイヤー積極限推定法の標準誤差は、Greenwoodの式を用いて計算され、危険数(表中のn.risk)、死亡数(表中のn.event)、生存率(表中のsurvival)に依存する。 lower 95% CI と upper 95% CI は、生存率の95%信頼区間の下限と上限である。
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