amlデータのカプラン=マイヤープロット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 21:05 UTC 版)
「生存分析」の記事における「amlデータのカプラン=マイヤープロット」の解説
生存関数 S(t) は、被験者が時間 t よりも長く生存する確率である。S(t) は、理論的には滑らかな曲線であるが、通常はカプラン=マイヤー(KM)曲線を用いて推定される(下のグラフを参照)。このグラフは、amlデータのKMプロットで、次のように解釈できる。 x軸は、ゼロ(観察が開始された時)から最後に観察された時点までの時間である。 y軸は、生存している被験者の割合である。時間がゼロの時点では、100%の被験者が事象なしで生存している。 実線(階段状)は、事象発生の進行を示している。 垂直方向の落ち込みは事象が発生したことを示している。上記のaml表では、5週目に2人で、8週目に2人で、9週目に1人でそれぞれ事象が発生している。これらの5週目、8週目などの事象は、その時点でのKMプロットの垂直方向の落ち込みで示される。 KMプロットの右端には、161週目の目盛り線がある。この垂直の目盛り線は、この時点で患者が打ち切られたことを示している。amlデータ表では、5人の被験者がそれぞれ13、16、28、45、161週目で打ち切られた。KMプロットには、これらの打ち切られた観察に対応する5つの目盛り線がある。
※この「amlデータのカプラン=マイヤープロット」の解説は、「生存分析」の解説の一部です。
「amlデータのカプラン=マイヤープロット」を含む「生存分析」の記事については、「生存分析」の概要を参照ください。
- amlデータのカプラン=マイヤープロットのページへのリンク