YCbCrとYPbPrの使い分け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 22:22 UTC 版)
「YUV」の記事における「YCbCrとYPbPrの使い分け」の解説
YCbCr と YPbPr の使い分けについて、 アナログ信号にCb, Crを用い、デジタル化された数値にはPb, Prを使う。 アナログ、デジタルを問わず、SD映像用の色差コンポーネント成分にはCb, Crを、HD映像用の色差コンポーネント成分にはPb, Prを使う。 の2説があり、明確には統一されていない。規格によっても用法が異なり、ARIB (日本) ではPb, Prを、SMPTE (米国) ではアナログにPb, Prを、デジタルにCb, Crを使用している。デジタル伝送のHDMIではCb, Crを使用している。一般的なビデオ機器には後者が採用されているようである。GBR成分からのカラーマトリックスがSD用とHD用で異なることを考慮すると、後者の使い方が望ましいと考えられる。
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