X-STaTIC PRO=CeSS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 14:38 UTC 版)
「スティーヴン・クライン (写真家)」の記事における「X-STaTIC PRO=CeSS」の解説
2003年、クラインはマドンナとの共同作業で、『X-STaTIC PRO=CeSS』と題されたインスタレーション展示作品を制作した。これは『W』誌のために撮影した写真や、ビデオ素材を組み込んだものであった。このインスタレーションは、2003年3月28日から5月3日まで、ニューヨークのギャラリー「ダイチ・プロジェクト (Deitch Projects)」で公開され、その後、この作品は、再構成された形で世界各地を巡回した。 この点時のタイトルは、マドンナの2003年のアルバム『アメリカン・ライフ』に収録された曲「エックス・スタティック・プロセス (X-Static Process)」から採られている。 この展示の際には、関連する大型本が、350ドル、1000部限定で販売された。この本のデザインはジョヴァンニ・ビアンコ (Giovanni Bianco) が担当し、特注紙を用いた印刷と手作業での製本はイタリアで行われ、本はコットン紙の紙箱に納められていた。 後にマドンナは、この展示に用いたビデオを、2004年のThe Re-Invention Tourにおいて「The Beast Within」と「ヴォーグ」のパフォーマンスの際に用いた。その後もマドンナは、クラインとしばしば共同作業を行っており、アルバム『コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア』や『ハード・キャンディー』でクラインが撮影した写真を使っている。クラインは、マドンナの2006年のConfessions Tourにビデオを提供したほか、様々な雑誌用の写真撮影を行っている。
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