Xとの互換性とは? わかりやすく解説

Xとの互換性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 13:51 UTC 版)

Wayland」の記事における「Xとの互換性」の解説

XWaylandは、Waylandクライアントとして動作するXサーバである。XWaylandによって、Waylandコンポジタ環境ネイティブX11クライアントアプリケーション表示させることができる。これは、XQuartzがXアプリケーションmacOSのネイティブウィンドウシステムで動かす方法似ている。XWaylandのゴールは、移植されていないアプリケーション実行する方法提供することで、XウィンドウシステムからWayland環境への移行促進することである。XWaylandは、X.Orgサーババージョン1.16に取り込まれた。 Qt5やGTK3といったウィジェット・ツールキットは、ユーザーアプリケーションをX上あるいはWayland上で実行させるかに関わらずユーザローダ選択することで、グラフィカルバックエンドを実行時変更できるQt5は、この効果のために-platformコマンドラインオプションを提供している。一方GTK 3は、GDK_BACKEND環境変数設定することで、ユーザがGDK(英語版バックエンド使用する選択可能にしている。

※この「Xとの互換性」の解説は、「Wayland」の解説の一部です。
「Xとの互換性」を含む「Wayland」の記事については、「Wayland」の概要を参照ください。

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