WinChip C6
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 22:34 UTC 版)
「WinChip」の記事における「WinChip C6」の解説
1997年5月に発表された。 WinChip C6は整数演算に関しては同クロックのPentiumとほぼ同等の処理速度を発揮したが、浮動小数点演算に関してはFPU命令の一部しかパイプライン化されていないため、演算速度が劣っていた。またMMX命令にも対応するが実行ユニットが1個であるため、2命令を同時実行可能なMMX Pentiumと比較して処理能力は大きく劣っていた。 動作クロック周波数は180, 200, 225, 240 MHzの4種類がラインナップされた。内部クロック倍率は外部クロックの整数倍の設定しかないため、最上位の240 MHz版では外部クロックを60 MHzに落とさなければならず(60 MHz×4)、Pentium 233 MHz(66 MHz×3.5)と比較してIO性能が低下するという問題があった。
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