Walkie-talkieとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > Walkie-talkieの意味・解説 

ウオーキー‐トーキー【walkie-talkie】

読み方:うおーきーとーきー

近距離連絡用いる、携帯用無線電話機。WT


ダブリュー‐ティー【WT】

読み方:だぶりゅーてぃー

《walkie-talkie》⇒ウォーキートーキー


ウォーキートーキー

(Walkie-talkie から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/08 01:07 UTC 版)

ウォーキートーキーの一例

ウォーキートーキー(: walkie-talkie)とは、持ち運べる、コンパクトでバッテリーで作動するトランシーバー[1]で、プッシュ・ツー・トーク(送信時にはボタンを押す方式)のもの。

歴史

SCR536。使用法を示した写真。写真の左下に使用法が書いてあり、受信する場合はボタンを押してはならない、と下線付きで注意を喚起している。
第二次世界大戦当時のハンディ・トーキー BC-611(第二次世界大戦国際博物館の展示品)

最初のウォーキートーキーは第二次世界大戦時に陸軍で使用するために開発され、戦後に救助隊や商業用途などで広範に使用されるようになった。

1940年モトローラ社の前身ガルビン社が開発した最初の背負い式送受信機SCR-300は愛称が「ウォーキートーキー」で、周波数変調採用を発案したダン・ノーベルほか主任電波技術者のヘンリック・マグヌスキ、マリオン・ボンド、ロイド・モリス、ビリー・ヴォーガルが開発チームメンバーである。

第2次世界大戦中、モトローラ社は振幅変調を採用した携帯型ハンディートーキー (略称:HT) SCR-536も生産しており、SCR-300ウォーキートーキーに比して性能は低いが片手保持で使用可能な筐体で、両機とも真空管を高電圧乾電池で駆動する。1951年5月22日、モトローラ社により特許商標局登録ナンバー71560123で合衆国国内適用として、ハンディートーキーが商標登録され、他の無線機製造会社は携帯型無線機にその呼称を使用できない。

現在の状況

20世紀まではアナログ方式が主流だったが、近年では周波数利用効率の高いデジタル方式へ移行しつつあり、DTMFキーボードで中継局へトーン信号送出する方式も加わった。

また音声に反応して送受信を自動切り替えする機能(Voice Operation Control,VOX) 、ハンズフリーオペレーション機能などで便利になり、小型軽量化も著しい。警備警察、軍事、イベント運営、野外活動等、幅広い分野で多用されている。

玩具用ウォーキートーキー

低出力形式は無免許運用可能で玩具として普及している。北米の玩具用ウォーキートーキーは、27MHz市民バンド2ch水晶で送信出力100mW未満、新機種は49MHz帯FM方式でコードレス電話や乳幼児監視装置と周波数帯を分け合っている。最低価格帯商品は1周波数水晶式が多い。

その他

イギリスのロンドンにある超高層ビル「20フェンチャーチ・ストリート」は、形状が上側ほど広いためウォーキートーキーと呼ばれる。

脚注



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Walkie-talkie」の関連用語

Walkie-talkieのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Walkie-talkieのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウォーキートーキー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS