WDMとの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/04 08:32 UTC 版)
「Windows Kernel-Mode Driver Framework」の記事における「WDMとの関係」の解説
一般的に、KMDFはWindows Driver Model向けに書かれたドライバをサポートしており、WDM上で動作する。WDMはWindows 98の登場以来使用されているドライバーモデルであるが、対してKMDFはマイクロソフトがWindows 2000以降向けに提唱・使用しているドライバーフレームワークである。 一般的には、電源管理(英語版)やプラグアンドプレイのような多くの機能がフレームワークによって処理されるので、KMDFドライバーは同等のWDMドライバーと比べてあまり複雑ではなく、コードも短くなる。 KMDFは、オブジェクトベースであり、WDM上に構築される。これはそのスーパーセットであるWDFのアーキテクチャ権限に従いながら、WDMへオブジェクトベースの視点を提供することを意味する。またその機能は、さまざまなタイプのオブジェクトに包含されている。KMDFの実装は以下によって構成される。 プラグアンドプレイおよび電源管理 I/Oキュー Direct memory access (DMA) Windows Management Instrumentation (WMI) Synchronization
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