テクノ・PA123とは? わかりやすく解説

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テクノ・PA123

(Tecno PA123 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 01:40 UTC 版)

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テクノ・PA123
テクノ・PA123B
カテゴリー F1
コンストラクター テクノ
デザイナー ルチアーノ・ペデルザーニ
ジャンフランコ・ペデルザーニ
主要諸元
エンジン 水平対向12気筒
タイヤ ファイアストン
主要成績
チーム テクノ
ドライバー デレック・ベル
ナンニ・ギャリ
クリス・エイモン
通算獲得ポイント 1
優勝 表彰台 ポール Fラップ
0 0 0 0
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テクノ・PA123 (Tecno PA123) は、テクノによって開発されたフォーミュラ1カー1972年から1973年F1世界選手権に投入された。

概要

テクノは1962年にルチアーノ、ジャンフランコのペデルザーニ兄弟が設立したレーシングチームで、1972年に酒造メーカーのマルティーニ・エ・ロッシがメインスポンサーとなり「マルティーニ・レーシングチーム」としてF1にエントリーした。

PA123はペデルザーニ兄弟が設計したマシンで、Pederzani Automobili 12気筒3リッターエンジンがマシン名の由来である。エンジンは自社開発の水平対向12気筒エンジンを搭載した。PA123は5台が製作され、そのうち3、4、5号車が実戦に投入されたが、いずれも完走することは無かった。

1973年にはアラン・マッコールが設計した123Bが投入された。マッコールはペデルザーニ兄弟と対立し、マシンが完成する前にチームを離脱した。123Bはクリス・エイモンの手でベルギーグランプリにおいて6位入賞、1ポイントを獲得した。

123Bは123とは外観が大きく異なっているが、123・5号車のサスペンションを流用していることで、多くの資料では123の6号車として扱われている。

F1での成績

(key)

シャシー タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ポイント 順位
1972年 テクノ・PA123 F ARG
RSA
ESP
MON
BEL
FRA
GBR
GER
AUT
ITA
CAN
USA
0 -
デレック・ベル DNQ Ret DNQ DNS Ret
ナンニ・ギャリ Ret Ret NC Ret
1973年 テクノ・PA123B F ARG
BRA
RSA
ESP
BEL
MON
SWE
FRA
GBR
NED
GER
AUT
ITA
CAN
USA
1 11位
クリス・エイモン 6 Ret Ret Ret DNS

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