交響曲第3番 (シューマン)とは? わかりやすく解説

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交響曲第3番 (シューマン)

(Symphony No. 3 (Schumann) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/06 08:08 UTC 版)

ロベルト・シューマン交響曲第3番変ホ長調作品97「ライン」(Sinfonie Nr. 3 Es-Dur op. 97 "Rheinische" )は、1850年に作曲され、1851年2月6日デュッセルドルフにおいてシューマン自身の指揮によって初演された。シューマンが完成させた交響曲としては、実質的には4番目で最後のものに当たるが、2番目のものは後年改訂出版されて「第4番」とされたため、第3番に繰り上がった。「ライン」の副題はシューマン自身が付けたものではない。演奏時間約35分。


注釈

  1. ^ マーラーは4曲すべてを編曲しているが、ブライトコプフのWebカタログ上でマーラー版が掲載されているのは交響曲第3番のみ(2010年2月6日確認)。

出典

  1. ^ ホルントロンボーンによるコラールは演奏が困難として有名。第1トロンボーンにアルト・トロンボーンが指定(当時は一般的であった)されているせいもあるが、その最高音は変ホ音である。これはラヴェルの『ボレロ』のトロンボーンのソロで使われている音域よりもさらに高く、しかも、いきなり4度上昇して変ホ音に達するため、20世紀以降の普通のオーケストラで使用されているテナー・トロンボーンではしばしば吹き損ねることで知られる(参考文献:近衛秀麿著『オーケストラを聞く人へ』改訂版、音楽之友社、1970年8月)。なお後述するマーラー版は演奏家に配慮した修正が見られるが、この部分は変更していない。
  2. ^ hire material arranged by Gustav Mahler”. www.breitkopf.com. www.breitkopf.com. 2022年1月24日閲覧。


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