Step 2: 定式化した問題を解決する情報の検索
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 01:28 UTC 版)
「根拠に基づく医療」の記事における「Step 2: 定式化した問題を解決する情報の検索」の解説
上記の問題を解決できる情報を収集する。 一般に、治療効果にはランダム化比較試験、病因や副作用の評価にはランダム化比較試験、コホート研究、症例対照研究、予後にはコホート研究、診断には横断研究、ランダム化比較試験のように、頻繁に用いられる研究デザインがある。上記の疑問を元に、その問題を解決できる適切な研究デザインを想定し、適切なデータベースを検索することでそのような研究結果が存在するかどうかを調べる。一般的な医学研究には、MEDLINE・EMBASE(英語)、医学中央雑誌・メディカルオンライン(日本語)が用いられる。看護に関連するテーマにはCINAHL(英語)、精神医学領域にはPsychInfo(英語)も対象となる。 上記の手間を節約するために、一般的な医学教科書、Clinical Evidence、UpToDateといった二次情報と呼ばれる資料集も存在する。またランダム化比較研究に特化したデータベースとして「Cochrane Database of Systematic Reviews (CDSR)」が挙げられる。
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