(−)‐ソラノン
分子式: | C13H22O |
その他の名称: | (-)-ソラノン、(-)-Solanone、(5R,6E)-8-Methyl-5-(1-methylethyl)-6,8-nonadien-2-one、[R,6E,(-)]-5-Isopropyl-8-methyl-6,8-nonadien-2-one |
体系名: | (5R,6E)-5-イソプロピル-8-メチル-6,8-ノナジエン-2-オン、(5R,6E)-8-メチル-5-(1-メチルエチル)-6,8-ノナジエン-2-オン、[R,6E,(-)]-5-イソプロピル-8-メチル-6,8-ノナジエン-2-オン |
ソラノン
ソラノン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/10 06:20 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ソラノン Solanone |
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(6E)-5-Isopropyl-8-methyl-2-nona-6,8-dienone |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 1937-54-8 ![]() |
PubChem | 6451337 |
ChemSpider | 4953808 ![]() |
UNII | 233MY0C8V7 ![]() |
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特性 | |
化学式 | C13H22O |
モル質量 | 194.31 g mol−1 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ソラノン(英: Solanone)は不飽和ケトンの一種で、香料などとして使用される有機化合物である。
天然には葉タバコに含まれ[1]、1967年にアメリカのタバコ商のジョンソンとニコルソンによって初めて発見された。天然物の抽出は高価になるため、ほとんどが合成的に製造される。クロスグリの芽にも含まれる。
ソラノンはたばこの風味を改善する添加物として利用される[2]。タールの含有量を下げる際に損なわれた香りを補う効果がある。
脚注
参考文献
- 藤森嶺『香りの化学と美学』東京農大出版会、2009年5月1日。ISBN 978-4-88694-210-4。
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