Sodium oxalateとは? わかりやすく解説

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しゅう酸ナトリウム

分子式C2Na2O4
その他の名称しゅう酸ナトリウム、Sodium oxalate、Oxalic acid disodium、Oxalic acid disodium salt
体系名:エタン二酸ジナトリウム、しゅう酸ジナトリウム、しゅう酸ナトリウム


シュウ酸ナトリウム

(Sodium oxalate から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/24 02:57 UTC 版)

シュウ酸ナトリウム
識別情報
CAS登録番号 62-76-0 
PubChem 6125
RTECS番号 K11750000
特性
化学式 Na2C2O4
モル質量 133.99914 g/mol
密度 2.34 g/cm3
融点

250-270 °C, 523-543 K, 482-518 °F (分解)

への溶解度 3.7 g/100 mL (20 °C)
6.25 g/100 mL (100 °C)
溶解度 アルコールに不溶
危険性
安全データシート(外部リンク) Oxford MSDS
EU分類 Xn
NFPA 704
0
3
0
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

シュウ酸ナトリウム (sodium oxalate) またはシュウ酸二ナトリウム (disodium oxalate) とはシュウ酸ナトリウム塩であり、組成式は Na2C2O4 または (COO)2Na2 である。無臭の結晶性白色粉末であり、250-270 ℃ で分解する。

シュウ酸ナトリウムは還元剤として働き、過マンガン酸カリウム溶液 (KMnO4) の滴定における標準試薬に適している。

調製

シュウ酸水酸化ナトリウムをモル比 1 対 2 で中和させると、シュウ酸ナトリウムが得られる。同様にモル比 1 対 1 で反応させると、シュウ酸水素ナトリウム (NaHC2O4) が得られる。

反応

シュウ酸ナトリウムは過マンガン酸カリウム溶液の標定に用いられる。全ての過マンガンイオンと速やかに反応させるため、滴定混合物の温度は60℃以上が望ましい。この反応の速度論は複雑で、生成したマンガン(II)イオンは過マンガン酸イオンとシュウ酸(硫酸を過剰に加えた溶液中で存在)の反応を触媒するので、滴定してゆくにしたがって反応速度が大きくなる。最終的な化学反応式は次のとおりである[1]

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