はなはませんぶり (花浜千振)



●西ヨーロッパの地中海沿岸が原産です。ヨーロッパでは畑の雑草となっていますが、わが国でも帰化が確認されています。水路沿いや湿地に生え、高さは20~40センチになります。根生葉は花期にはほとんどなく、茎葉は倒卵形から楕円形で先端が尖り、葉柄はありません。6月から8月ごろ、茎頂に複集散花序をだし、直径1センチほどのピンク色から赤色の花を咲かせます。花冠は5裂します。「ベニバナセンブリ(C. erythraea)」と似ていますが、萼片の長さが花筒の3分の2以上あるのが特徴です。「ベニバナセンブリ」では、これが3分の1くらいしかありません。
●リンドウ科シマセンブリ属の一年草で、学名は Centauriumtenuiflorum。英名は Branched centaury, Slender centaury。
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