SEOポイズニング
別名:SEO攻撃,SEOポイズニング攻撃
【英】SEO poisoning attacks
SEOポイズニングとは、Web検索エンジンの検索結果ページ(SERP)上位に、マルウェアなどが含まれる悪質なWebサイトを紛れ込ませる操作のことである。
SEOポイズニングは、SEO(検索エンジン最適化)の技術を駆使して自分の用意したWebページを検索結果の上位に表示させる。ユーザーがそれを有益なWebサイトだと思ってアクセスすると、別の悪質なWebサイトにリダイレクトさせる(クローキング)などの操作によって、マルウェアをダウンロードさせたりユーザーのPCを攻撃したりしようとする。
SEOポイズニングは、著名人の名前や、Web上で話題になっている事件・イベントに関連するキーワードなどで行われることが多い。例えば2010年1月にハイチ大地震が発生した際には、義援金の寄付を募ると見せかけて悪質なWebサイトへ誘導しようとするSEOポイズニングの例が多数報告されている。
参照リンク
SEOポイズニング:不正サイトもSEO対策?
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