SD70MAC
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/31 06:11 UTC 版)
「EMD SD70シリーズディーゼル機関車」の記事における「SD70MAC」の解説
SD70MACは単に「Mac」あるいは「Mac70」とも呼ばれ、SD70MやSD70Iによく似た外観を持っている。ウイスパーキャブもオプションで用意されている。前述の形式との大きな違いは、主電動機に交流電動機を使用していることである。直流電動機よりも構造が単純で信頼性が高いが、高価な周波数変調用インバータを必要とした。 SD70MACの多くは4,000馬力(2,980kW)の出力を持つが、後期に製造されたものは4,300馬力(3,210kW)であり、フレア形ラジエターを装備する。一部には旅客列車暖房・電源用の発電システムを搭載する。 1,500両以上が製造され、バーリントン・ノーザン鉄道(BN。現BNSF鉄道)、コンレール(後にCSXが承継)、CSX、カンザス・シティ・サザン鉄道(KCS)およびカンザス・シティ・サザン・ド・メキシコ(KCSMまたはTFM)、アラスカ鉄道に納入された。 EPAの規制により既に製造は終了しており、後継車種のSD70ACeに移行している。 車両番号:ARR 4001-4016、4317-4324、BNSF 8800-8989 (8876 は使用停止)、9400-9499 (BNより)、9504-9999、CSXT 4500-4574、4575-4589 (コンレールより)、4701-4830、TFM 1600-1674
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