SD70
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/31 06:11 UTC 版)
「EMD SD70シリーズディーゼル機関車」の記事における「SD70」の解説
SD60等、従来の機関車ではショートフード(短い側のフード)の幅が狭いスタンダード・キャブまたはスパルタン・キャブと呼ばれる外観であったが、本形式からは幅の広いコンフォート・キャブとした。 主電動機は直流電動機を使用し、インバータにより制御している。120両が製造され、ノーフォーク・サザン鉄道(NS)、コンレール、イリノイ・セントラル鉄道(IC)、そしてサザン・ペルー・カッパー(SPC)に納入された。コンレールは1999年の分割で路線の約半数がNSに吸収され、本形式は24両全車がNSに承継された。 EMDのカナダ・オンタリオ州ロンドン工場でのスタンダードキャブタイプの製造は1994年で終了した。コンレール用の24両はペンシルベニア州アルトゥーナのジュニアータ工場で、IC用とSPC用はスーパー・スチール・スケネクタディで組み立てられた。現在もほぼすべてのSD70がNSと、ICを買収したカナディアン・ナショナル鉄道(CR)で使用されている。 車両番号:NS 2501-2556、2557-2580 (コンレールより)、IC 1000-1039 (IC 1006、1013、1014、1023は廃車済)
※この「SD70」の解説は、「EMD SD70シリーズディーゼル機関車」の解説の一部です。
「SD70」を含む「EMD SD70シリーズディーゼル機関車」の記事については、「EMD SD70シリーズディーゼル機関車」の概要を参照ください。
- SD70のページへのリンク