RTMP 81.6.1 "ブラック・ビューティー"
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:07 UTC 版)
「ティラノサウルスの標本」の記事における「RTMP 81.6.1 "ブラック・ビューティー"」の解説
詳細は「ブラック・ビューティー (ティラノサウルス)」を参照 カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館が所蔵するRTMP 81.6.1は1980年にアルバータ州で発掘された。ニックネームのブラック・ビューティー(Black Beauty)は、化石化の過程でマンガンがしみこみ美しい黒色を呈していたことに由来する。 1980年、当時友人たちと釣りに来ていた高校生ジェフ・ベイカーは河岸に大きな骨が露出しているのを発見し、高校の教師に知らせた。それからすぐに博物館に化石発見の連絡が入り、1982年から発掘作業が開始された。 後の研究でブラック・ビューティーは他のTレックスの成体と比較してかなり華奢であることが指摘されており、このため亜成体だったと考えられている。 ブラック・ビューティーは多数のレプリカが制作されており、スウェーデン・ストックホルムの自然歴史博物館をはじめ世界中でその全身骨格を見ることが出来る。日本では茨城県のミュージアムパーク茨城県自然博物館と福井県の福井県立恐竜博物館で展示されている。 ロイヤル・ティレル古生物学博物館で展示されているブラック・ビューティー
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