RSS 0.92 から RSS 2.0 の系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 14:40 UTC 版)
「RSS」の記事における「RSS 0.92 から RSS 2.0 の系統」の解説
RSS 1.0の取る道は必ずしも誰もが好むものではなかった、とはいえRSS 0.91以降に起きていたフォーマット拡張の混乱は避ける必要があった。そのため拡張をオプションとして提供し、かつRSS 0.91への互換性を持たせる方法が提案され、それを受けて2000年12月にユーザーランド・ソフトウェア社からRSS 0.92が発表された。 ユーザーランド・ソフトウェア社はその後も互換性を維持したままRSS 0.93、RSS 0.94の素案を公表したが、その後撤回し、2002年8月にRSS 0.91 からRSS 0.94までのすべてのフォーマットに対する互換性を保証したRSS 2.0を策定し、これをreally simple syndicationと名付けた。 RSS 2.0はあくまで0.9x系の流れを汲む規格であって、RSS 1.0の後継ではない。それぞれの目指す方向性は同じではないため、場面に応じて使い分けられている。 2003年7月に、RSS 2.0制定の中心人物、デイヴ・ウィナー(Dave Winer)の移籍と併せ、仕様もハーヴァード大学ロースクールのバークマンセンターに移管された。
※この「RSS 0.92 から RSS 2.0 の系統」の解説は、「RSS」の解説の一部です。
「RSS 0.92 から RSS 2.0 の系統」を含む「RSS」の記事については、「RSS」の概要を参照ください。
- RSS 0.92 から RSS 2.0 の系統のページへのリンク