RCEP合同委員会(2022年6月)
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「地域的な包括的経済連携協定」の記事における「RCEP合同委員会(2022年6月)」の解説
2022年6月30日、RCEP合同委員会は、2022年版の統一システム(HS2022)により置き換えた品目別規則(PSR)を採択した。原産地規則の基本である品目別規則は、RCEP協定においては2012年版の統一システム(HS2012)に基づいて作成されており、HS2022に準拠する各国の現状の関税率表と乖離しているため不便が生じていた。なお各国の譲許表についても同様にHS2012に準拠しておりこれをHS2022に準拠するものとするのは今後の作業となる。なお品目表規則もRCEPの一部(附属書3A)であるがこの改正は、第3.35条の注により日本については、国会の承認を要せずに、政府の内部手続の完了により発効させることができるとなっている。
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