RCA在籍以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/07 14:00 UTC 版)
ヒットメーカーのマイク・チャップマンとニッキー・チンが作詞作曲した「ファニー・ファニー(Funny Funny)」がイギリスのチャートで13位まで上昇、さらに次にリリースしたシングル「コ・コ(Co-Co)」がイギリスで2位、アメリカでも99位に初ランクされた。その後もチャップマンとチンが共作した「リトル・ウィリー」(英4位・米3位)「ブロック・バスター」(英1位・米73位)「ボールルーム・ブリッツ」(英2位・米5位)などリリースするシングルの多くがヒットし、スウィートはイギリスのポップ・ロック・シーンにおいて地歩を築いていった。「ブロック・バスター」は日本でも小ヒットした。 しかし、1974年の夏頃には、スウィートはチャップマンとチンによるコントロールから離れようと思うようになる。そして、1975年にはメンバー4人が共作したオリジナル曲「フォックス・オン・ザ・ラン」が全英2位・全米5位の大ヒットを記録して、西ドイツのチャートでは1位を獲得し、スウィートのシングルとしては「リトル・ウィリー」以来のミリオンセラーとなった。続く「アクション」(英15位・米20位)も、やはりメンバー4人の共作で、この曲は後にデフ・レパード等にカヴァーされている。1976年に発表されたスタジオ・アルバム『甘い誘惑(Give Us a Wink)』には、チャップマンとチンの楽曲は含まれず、収録曲のほとんどがメンバー4人の共作で固められた。
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