R-77PD(RVV-AE-PD)
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「R-77 (ミサイル)」の記事における「R-77PD(RVV-AE-PD)」の解説
推進方式をラムジェットに変更した射程延伸型。弾体を太くし、中央部に4ヶ所のエアインテークを備えており射程は160km。R-77PDに採用された技術の一部は、ヴィーンペルとマトラ(現:MBDA)の秘密のコラボレーションに由来しており、これは1994年に終了した。予算不足により計画の進行は遅れたが、1995年にラムジェットモーターの新たな試験が始まり、ミサイルの完全な飛行試験は1998年に開始されたことがいくつかのソースにより示唆されている。1999年に完成したが、量産や配備は確認されていない。型式のPDはPovyshenoy Dalnosti(ロシア語で射程の改良の意)から取られている。
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