PrBoom
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 07:47 UTC 版)
「Doomのソース移植一覧」の記事における「PrBoom」の解説
PrBoomは、BoomおよびMBFのLinuxおよびWindows移植から派生したDoomのソース移植であり、オプションのOpenGLレンダラーと、以前の実行ファイル(Doomバージョン1.9、Boom、MBFなど)の動作を本質的な方法で復元できるオプションが含まれている。当初はWindowsとLinux用に設計され、AmigaOS 4、AROS、ドリームキャスト、GP2X、MorphOS、Nintendo DS、Nintendo 3DS、Wii、Rockboxにも移植されている。 PrBoom+という名前のバリエーションでは、デモの録音および表示機能が強化されている。id Software公式のDoom iPhone移植版はPrBoomをベースとしている。ソース移植は、FreedoomとともにUbuntuソフトウェアセンターとFedoraのRPMソフトウェアリポジトリにパッケージ化されている。PrBoomは、2008年11月9日にバージョン2.5.0として最終更新が行われ、PrBoom+は、2016年1月10日にバージョン2.5.1.4として最終更新が行われた。 PrBoomとPrBoom+は他のいくつかのDoomソース移植よりもシンプルであるが、オリジナルのゲームの動作に比較的近いままであり、優れたデモサポートを備えているため、好まれることが多い。ただし、他の移植の一部のバグ修正と動作の変更は、オリジナルのゲームプレイ用に制作されたステージのプレイ方法がアンバランスになり、プレーヤーに特定の利点または欠点を与える可能性がある。
※この「PrBoom」の解説は、「Doomのソース移植一覧」の解説の一部です。
「PrBoom」を含む「Doomのソース移植一覧」の記事については、「Doomのソース移植一覧」の概要を参照ください。
- PrBoomのページへのリンク