Polycythemia Vera

血液用語辞典

真性多血症 ( polycythemia vera )

多血症とは赤血球が正常範囲を超えて増加した状態のことで、真性赤血球増加症とも呼ばれます。通常、赤血球数が600万／mm３以上+F161になった状態を指し、たとえば高地で生活したようなとき酸素欠乏のため代償的に起こることがあります。この現象が病的に生じたものが真性多血症です。赤血球だけでなく顆粒球や血小板も増加し、白血病に移行するケースもあります。

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真性赤血球増加症

【仮名】しんせいせっけっきゅうぞうかしょう
【原文】polycythemia vera

骨髄中および血液中の赤血球が過剰に増加する疾患で、血液が粘稠になる。白血球と血小板の数が増加する場合もある。過剰な血液細胞が脾臓に取り込まれるため脾臓が腫大する。さらに、出血の問題が生じたり、血管内に凝血塊が形成されたりする場合もある。