Petit Apple Pieとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Petit Apple Pieの意味・解説 

プチアップルパイ

(Petit Apple Pie から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/11 23:00 UTC 版)

プチアップル・パイ』は、1980年代に徳間書店アニメージュコミックスのひとつとして発行していたコミックス形式の漫画雑誌ロリコン漫画ブーム末期のアンソロジーコミックスである。

当初は『美少女まんがベスト集成』の書名で刊行された単巻のアンソロジー本だったが、続刊が決定したことで、2号目からは『プチアップル・パイ』(中黒は小さいハートマーク)と言う正式タイトルが与えられ、当初の書名は副題扱いとして『プチアップル・パイ 美少女まんがベスト集成○』(○は号数:2~18)の書名で刊行された[注 1]

編集長は『リュウ』の外注編集者だった大塚英志。初期は和田慎二などが表紙イラストを描き、「少女漫画」をアピールしていたが、購読層の大半は男性だった。その後、大塚英志の人脈で『漫画ブリッコ』や『リュウ』から作家陣を加え、一般向けの美少女漫画誌に仕立てていたが、1984年にかがみあきらが急逝し、ロリコン漫画ブームは終焉に向かっていく。

1985年、『月刊少年キャプテン』創刊に伴い、『宇宙家族カールビンソン』を連載していたあさりよしとおちみもりを(高屋良樹)粉味などの作家が移籍する。末期は部数が伸び悩み、かがみあきらさえぐさじゅんのカセットレーベルや岡崎つぐおのポストカード、ステッカーなどが付録として付いていた。また、徳間書店ペンギンカフェや、その他コミックスの広告が入っていた。

休刊後、『危険がウォーキング』で連載デビューしていた星里もちるが、連載ごと『月刊少年キャプテン』へ移籍し、ロリコン漫画ブームとはあまり関係ない作風だった永野のりこ水縞とおるなどの若手作家も移籍した。

執筆者

脚注

注釈

  1. ^ 創刊号は重版時に『美少女まんがベスト集成①』と号数表記が追加された。

「Petit Apple Pie」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Petit Apple Pie」の関連用語

Petit Apple Pieのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Petit Apple Pieのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのプチアップルパイ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS