PLS方式 (Plane to Line Switching)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 23:50 UTC 版)
「IPS方式」の記事における「PLS方式 (Plane to Line Switching)」の解説
サムスンが開発したIPS方式のバリエーション。サムスンはこの方式で1997年に特許を取得したと主張しているが、サムスンは2000年代当時はVAグループに属していたためVA方式のパネルしかリリースせず、2010年よりPLS方式の製品をリリースし始めた。AFFS方式を採用しているらしく、AFFS方式を採用しているLGのIPSパネルを2012年に特許侵害で訴えたことがある。他社のIPS方式と見た目はほとんど同じだが、PLS方式の方が透過率が高いため、同じ明るさだと省電力になる。サムスンは有機ELパネルに力を入れるため、2010年代後半には液晶事業の展開に消極的になり、2020年には大型液晶パネルの製造から撤退したいとの声明を出していたが、おりしもコロナによる巣ごもり特需で液晶事業が絶好調となったため、2021年現在でも液晶事業を継続している。
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