オマウイ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/24 14:06 UTC 版)
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オマウイ
Omaui
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|---|---|
| 座標:南緯46度31分 東経168度15分 / 南緯46.517度 東経168.250度座標: 南緯46度31分 東経168度15分 / 南緯46.517度 東経168.250度 | |
| 国 | |
| 地方 | サウスランド地方 |
| 基礎自治体 | インバーカーギル |
| コミュニティ | ブラフ・コミュニティ |
| 選挙区 |
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| 政府 | |
| • 市議会 | インバーカーギル市議会 |
| • 地方議会 | エンヴァイロメント・サウスランド |
| • サウスランド首長 | ロブ・スコット(Rob Scott) |
| 面積 | |
| • 合計 | 21.94 km2 |
| 人口
(2018年国勢調査)[2]
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| • 合計 | 102人 |
| • 密度 | 4.6人/km2 |
| イウィ | ニャイタフ |
オマウイ(Omaui)は、ニュージーランド・サウスランド地方のインバーカーギル市にある小さな集落。インバーカーギル市街の20 km 南西、同市街とブラフの間に位置し、三角江の対岸にはサンディポイント(Sandy Point)がある。
ニュージーランド文化遺産省は、オマウイ(Ōmaui)とは、「マウイの地」の意味であるとしている[3]。
歴史
マオリの集落として成立した。19世紀初頭には、フォーボー海峡のベースキャンプ地として、アザラシ漁師やクジラ漁師が利用していた。初めて村の調査に入ったヨーロッパ人はロバート・ウィリアムズ(Robert Williams)であり、木材および亜麻産業の可能性を探るため、オーストラリアからやって来た。
オマウイ保護区は本来、周辺地域と同様に海岸の低木に覆われていた。この植生は、初期の段階で完全に刈り取られ、当初は放牧地に利用された。1950年代初頭には主にギョリュウバイが植えられ、1960年代中頃に薪として採取された。過去30年に渡って自然の再生が始まり、現在では生物多様性が見られる。
人口
オマウイの面積は21.94 km2 (8.47 sq mi)である[1]。ウッドエンド=グリーンヒルズ統計区(Woodend-Greenhills statistical area)に含まれる[4]。
| 人口推移 | ||
|---|---|---|
| 年 | 人口 | ±% p.a. |
| 2006 | 93 | — |
| 2013 | 105 | +1.75% |
| 2018 | 102 | −0.58% |
| Source: [2] | ||
2018年の国勢調査によるオマウイの人口は102人であり、2013年の統計より3人減少(−2.9%)し、2006年の統計より9人増加(+9.7%)した。48世帯が暮らし、男性が57人、女性が45人であるので、女性1人当たりの男性は1.27人である。平均年齢は49.5歳と全国平均の37.4歳よりは高く、年齢構成は15歳未満が18人(17.6%)、15歳以上29歳以下が6人(5.9%)、30歳以上64歳未満が54人(52.9%)、65歳以上が24人(23.5%)である。
民族構成は91.2%がヨーロッパ系(パーケハー)、17.6%がマオリ、2.9%は他の民族である。複数の民族への帰属意識を持つ人がいるため、合計は100%にならない。宗教は無回答の人もいるが、55.9%が無宗教、32.4%がキリスト教と回答している。
15歳以上のうち、12人(14.3%)が学士かそれ以上の学位を有し、27人(32.1%)は公的な資格を保有していない。平均収入は29,400ドル(全国平均は31,800ドル)である。70,000ドルを超える人は9人(10.7%)と、全国平均の17.2%より低い。15歳以上の雇用状態は、48人(57.1%)が常勤雇用、9人(10.7%)が非常勤雇用である[2]。
飼い猫禁止令の検討
エンヴァイロメント・サウスランドは、オマウイで飼い猫を禁止する政策を2018年8月に提案した[5]。これは、野生動物を保護するために、毎年世界で数十億もの鳥類や哺乳類を殺しているとされるネコを新たに飼うことを禁止し[5]、すでに飼っているネコについては去勢・避妊した上でマイクロチップを埋め込み、自治体に届け出よ、というものであった[5][6]。賛成者は、すでに屋外をうろつくネコが鳥類や昆虫・爬虫類を捕食する瞬間をカメラが捕らえていることを根拠に、正当性を主張した[5]。
2019年2月に開かれた公聴会では、村の人口の8割に相当する47人がこの規制案に反対する嘆願書に署名し、提出した[7]。この嘆願書の署名者らは、推進派のオマウイ・ランドケア・トラストが有害生物の捕獲数を公表しないことや犬に暴力を振るうなどコミュニティに信頼されていないメンバーもいると非難し、禁止令が実現すれば、不動産価値が下がるのではないかと懸念を示した[7]。この公聴会を踏まえ、エンヴァイロメント・サウスランドは、2019年6月に、猫禁止令の撤回を決定した[8]。
脚注
- ^ a b “ArcGIS Web Application”. statsnz.maps.arcgis.com. 2022年2月22日閲覧。
- ^ a b c “Statistical area 1 dataset for 2018 Census – updated March 2020”. 2026年2月24日閲覧。
- ^ “1000 Māori place names”. New Zealand Ministry for Culture and Heritage (2019年8月6日). 2026年2月24日閲覧。
- ^ “Woodend-Greenhills”. Stats NZ. 2026年2月24日閲覧。
- ^ a b c d ケリー・リー・クーパー (2018年8月30日). “NZの村で「飼い猫禁止令」も 在来種の絶滅要因に”. BBCニュース. 英国放送協会. 2026年2月24日閲覧。
- ^ “自治体が「猫禁止令」提案、在来種保護を訴え ニュージーランド”. CNN (2018年8月31日). 2026年2月24日閲覧。
- ^ a b Rachael Kelly (2019年2月19日). “Fur flies at Omaui cat ban hearings”. Stuff. 2026年2月24日閲覧。
- ^ “Omaui cat ban cancelled”. The Southland App (2019年6月19日). 2026年2月24日閲覧。
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