NSAのネット傍受の実態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/23 09:38 UTC 版)
「バウンドレス・インフォーマント」の記事における「NSAのネット傍受の実態」の解説
バウンドレス・インフォーマント(無限の情報提供者)にはヒートマップ(分布図)を表示する機能があり、NSAがコンピューター・ネットワークや電話回線から収集した情報の量を世界地図上に色付きで表示することが出来る。トップシークレットの資料によると、2013年3月の収集量が最大の国を示す赤色の国はイランとパキスタンとヨルダンで、オレンジ色の国はエジプトとインドだった。トップ5に次ぐ中規模の収集量を示す黄色の国は中華人民共和国とアフガニスタン、イラク、サウジアラビア、ケニア、ドイツとアメリカ合衆国で、それに次ぐ黄緑色の国はトルコや南イエメン、ブラジルだった。なお日本は暗い緑で最低レベルだった。収集したデータ数はイランが140億件/月で、パキスタンは135億件/月、ヨルダンは127億件/月、エジプトは76億件/月、インドは63億件/月だった。アメリカ合衆国は30億件/月で、全世界では970億件/月に達した。
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