NRG (音楽グループ)とは? わかりやすく解説

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NRG (音楽グループ)

(NRG (South Korean band) から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 15:40 UTC 版)

NRG
左からノ・ユミン、イ・ソンジン、チョン・ミョンフン。2017年撮影。
基本情報
出身地 韓国
ジャンル K-POP
活動期間 1997年10月28日 -2006年1月
2016年10月-[1]
レーベル ミュージックファクトリー(1997-2006)
メンバー イ・ソンジン
チョン・ミョンフン
ノ・ユミン
旧メンバー ムン・ソンフン
キム・ファンソン(故人)

NRG(エヌアールジー、: 엔알지New Radiancy Group)は、大韓民国の5人組男性アイドルグループ、バンド。韓国アイドル界第1世代。グループの名前は、New Radiancy Groupの略で、新たに輝くグループを意味する。

ファンクラブもしくはファンの総称は『千載一遇』。風船などに使用される公式応援カラーはピンク。

概要

1997年10月28日ソバンチャ(消防車)のメンバーだったキム・テヒョンとチョン・ウォングヮンが設立したミュージックファクトリーより、元HAMO HAMOのイ・ソンジンとチョン・ミョンフンを中心に、HAMO HAMOのバックダンサーだったノ・ユミン、ムン・ソンフン、元ケビケビのキム・ファンソンを加えて、1集「できるさ<할 수 있어>」でデビュー。

1999年中国に進出、中国で高い人気を得て韓国歌手としては初めて中国のCFに出演した。[2]

しかし1999年8月にリーダーのイ・ソンジンとチョン・ミョンフンが事務所との確執が原因で脱退。その後発売した正規3集「NRG 003」はノ・ユミン、ムン・ソンフン、キム・ファンソンの3名で活動をした。

2000年6月15日、海外での活動から帰国し風邪の症状を訴えて入院していたキム・ファンソンの病状が急転し死去(享年19歳)。2001年に発売された正規4集でイ・ソンジンとチョン・ミョンフンがグループに復帰。

2003年2月7日に正規5集<Hit Song>を発表し、デビュー6年ぶりに歌謡プログラムで1位を受賞をしたが、2005年末にムン・ソンフンが脱退。以降、グループとしては完全活動休止状態に入った。

2016年に10年ぶりのファンミーティングを行いイ・ソンジン、チョン・ミョンフン、ノ・ユミンの3名で活動を再開、翌2017年にデビュー20周年記念アルバムを発売した[1]

メンバー

名前
イ・ソンジン
(이성진)
チョン・ミョンフン
(천명훈)
ノ・ユミン
(노유민)
  • 生年月日 : (1980-10-12) 1980年10月12日(43歳)
  • 出身地 : 大韓民国 ソウル特別市
  • ポジション : サブボーカル、リードダンサー
  • タレント、バリスタとしてカフェを経営。既婚、二女の父
ムン・ソンフン
(문성훈)
  • 生年月日 : (1980-10-15) 1980年10月15日(43歳)
  • 出身地 : 大韓民国 ソウル特別市
  • ポジション : メインラッパー、サブボーカル
  • 7集活動前に脱退。現在は芸能界を引退し、革鞄職人として自身のブランドを展開している。[4]一児の父。
キム・ファンソン
(김환성)

アルバム

  • 1集《New Radiancy Group》 (1997)
  • 2集《Race》 (1998)
  • 《Season's Greetings》 (1998)
  • 2.5集《Kiss in Christmas》 (1999])
  • 3集《NRG 003》 (1999)
  • ライブアルバム《Live Concert in China 2000》 (2000)
  • 4集《비(悲)》 (2001)
  • ライブアルバム《NRG 1st Concert with Antonio》 (2001)
  • 5集《Hit Song》 (2003)
  • 6集《NR6G》 (2004)
  • 7集《One of Five : 따로 또 같이》 (2005)
  • 20周年記念アルバム《20세기(20世紀)》(2017)

エピソード

  • 初期の楽曲はユーロビートの曲を無断でサンプリングまたは盗作して使用した。原作者との合意はなかったとみられ、ブックレットにも原曲の作曲家の名前は表記されていなかった。そのほとんどは、日本で1996年〜1997年に発表されたSUPER EUROBEATシリーズに収録された曲であった。
  • もともとは、イ・ソンジンとチョン・ミョンフンがハモハモというデュオで活動していたが、同時期にSMエンタテインメントH.O.T.が大人気となり、これに触発された所属事務所は急遽メンバーを増員し、H.O.Tと同じ5人組のアイドルグループで対抗することにした。しかし、NRGは太四子とライバル構図のポジションになった。
  • 韓国歌手としては初めて、中国企業のCFに出演した。中国ではH.O.T.SECHSKIESよりも人気が高く、ホテルにレッドカーペットが敷かれて、NRGが利用するホテルの壁には、メンバーたちの写真が付いており、リムジン車両が各メンバーの数だけ待機していたほどの待遇を受けていたという。
  • かっこいい&かわいいコンセプトで他の男性グループと差別化を維持し、第1世代の男性アイドルグループの中では神話の次に長い活動をしたグループでもある。

脚注




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