NPT改革論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:29 UTC 版)
NPTを脱退して核武装するのではなく、NPT内に留まりながら、他の非核諸国と連携してNPTのルールを変革してNPT公認の核保有に至ろうとする考え方。 利点 NPTを崩壊させる場合よりは、米国の賛同を得られ易く、また米中露に核施設爆撃や経済封鎖など制裁の口実を与えにくい。 問題点 現NPT体制に比べて核保有国が増えてしまうので、米国など核保有国をはじめとする核拡散に反対する各国の賛同を取り付けるのが困難。 非核三原則を放棄する必要がある。 国連改革が進まない様に、複雑な多国間交渉が必要で時間がかかる。
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