NADP+の構造や諸特性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/06 07:53 UTC 版)
「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸」の記事における「NADP+の構造や諸特性」の解説
NADP+の構造は基本的にはNAD+とほとんど同じであり、ニコチンアミドヌクレオチドおよびアデノシンからなるが、アデノシンのヌクレオチドの2'位にはヒドロキシル基ではなくリン酸基が付属している。また還元様式もNAD+の場合と全く同じである。 ヌクレオチドを含むために、波長260nmの紫外線に吸収極大を示し、NADPHのみ340nmの紫外線も良く吸収する。酵素活性測定法はNAD+の場合と全く同じで、基質として扱うNADP+のみが異なる。なお、NADP+依存性脱水素酵素はNAD+には全く活性を示さず、この場合は別のEC番号が与えられている。 NADP+ NADPH
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