MIB
読み方:ミブ
MIBとは、SNMP(Simple Network Management Protocol)を利用しているネットワーク機器が、その機器の状態を外部に知らせるために公開する情報のことである。 SNMPはRFC 1155として規定されている訳だが、一般に一番幅広く実装されているMIBであるMIB-IIはRFC 1213として規定されており、他方RFC 1902では、MIBのバージョン2の構造に関して規定されている。
一般にMIBは、TCP/IPネットワークを監視するため、などに用いられる。また、管理すべきネットワークの種類に応じてMIBの拡張版もあり、例えばApple Talkや、ドメインネームシステム(DNS)、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)、RS-232CにはMIBの拡張版が存在している。さらに企業が自社の製品のためにMIBの拡張仕様を作り出すことができるようにもなっており、例えばCiscoSystems、Novell、IBMなどには、自社製品のためのMIBの拡張仕様がある。
参照リンク
RFC 1213 (RFC1213) - Management Information Base for Network Management of TCP/IP-based internets:MIB-II
管理情報ベース
(Management information base から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 07:07 UTC 版)
管理情報ベース(Management Information Base, MIB)とは、通信ネットワークにおけるデバイスを管理するためのデータベースの一種であり、OSI/ISOネットワーク管理モデルをベースとして発展したものである。ネットワークにおける実体(ルーター、スイッチなど)を管理する(仮想)データベース内のオブジェクトの集合体から構成される。
- ^ MIBは http://www.ieee802.org/1/pages/MIBS.html にある。
- 1 管理情報ベースとは
- 2 管理情報ベースの概要
- 3 関連項目
「Management Information Base」の例文・使い方・用例・文例
- 彼がMr.Baseballと呼ばれていると聞いた。
- Management information baseのページへのリンク