Macintoshアーキテクチャの変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 ()
「Apple」の記事における「Macintoshアーキテクチャの変遷」の解説
初代Macintoshには、CPUとして当時のモトローラによる68000シリーズが利用されていた。モジュール構造で拡張バスNuBusを採用したMacintosh IIからはMC68020など、32ビットCPUを利用するようになった。1992年にIBMとモトローラとの提携したことにより1994年からPowerPCを採用したPower Macintoshシリーズを発売する。当初のPower Macintosh 6100、7100、8100シリーズはNuBusアーキテクチャを引き継いでいたが、1995年夏にはPower Macintosh 7500、8500、9500シリーズよりPCIアーキテクチャに刷新される。PReP、CHRPといった計画の破棄を経てもPower Macintosh G3、PowerMac G4、G5と順調に見えたPowerPCを採用したMacは、約束の速度(PowerPC G5で3 GHz)や省電力版のPowerPC G5が開発されずPowerBook G5が出せないことで、2006年に終焉を迎えIntel X86へと移行し、手始めにiMacやMacBook ProにCore Duoが採用される。2020年6月、Macの大きな飛躍を果たすとしてAppleシリコンへの移行が発表される。同年11月には、ARMv8.6ベースのApple M1を搭載したMacBook Air、MacBook Pro、Mac miniがリリースされた。
※この「Macintoshアーキテクチャの変遷」の解説は、「Apple」の解説の一部です。
「Macintoshアーキテクチャの変遷」を含む「Apple」の記事については、「Apple」の概要を参照ください。
- Macintoshアーキテクチャの変遷のページへのリンク