M42作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 02:27 UTC 版)
一度引き返した枢軸国軍の輸送船4隻は、12月16日に再度ターラントから出発した。イタリア駆逐艦部隊と水雷艇ぺガソ (Pegaso) が船団を直接護衛した。マルタを偵察した枢軸国軍偵察機は、同地で2隻のイギリス戦艦の存在を報告したため、イタリア軍輸送船団には強力な護衛部隊がつけられたが、その報告は誤報であった。偵察機が見た英戦艦の正体は、アブディール級敷設巡洋艦のアブディール(英語版)であったという。 近接護衛部隊(クルーテン提督)として、戦艦カイオ・ドゥイリオ (Caio Duilio)、軽巡洋艦エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ (Emanuele Filiberto Duca d'Aosta) 、ライモンド・モンテクッコリ (Raimondo Montecuccoli) 、ムツィオ・アッテンドーロ (Muzio Attendolo) 、駆逐艦3隻が出撃した。 遠距離護衛部隊(イアキーノ提督、パロナ提督)として、戦艦リットリオ (Littorio) 、アンドレア・ドーリア (Andrea Doria) 、ジュリオ・チェザーレ (Giulio Cesare) 、重巡洋艦トレント (Trento) 、ゴリツィア (Gorizia) 、駆逐艦10隻が出撃した。
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